WindowsXP HDD 2TBの壁
最近はHDDの大容量化が進んで単価も下がってきている。
まあ、タイの大洪水で現在単価は上がっていて
一時期5000円だった2TBのHDDが
今では10000円を超えているが。
しかし、SSDに比べると安価であるため、
大容量のデータ保存等にはHDDが必要だろう。
だがここで問題がある。
HDDの増設を考えた事がある人なら知っていると思うが、
いわゆる「2TBの壁」だ。
この「2TBの壁」問題はなかなか曲者だ。
色んな情報があるので何が正しい情報かわからない。
いわゆる教えて系のサイトで、
幾度と無く質問にあがるが回答が度々変わる。
パソコンショップの店員さんに聞いても答えが違うから
何がなんだかさっぱりだ。
今後絶対に増設する必要が来るため、
自分なりに調べて、指針を決めることにした。
あくまで自分用なので間違っていても責任は取れない。
取り合えず現在の環境で考える。
1パーティションで 2TiB(512×232 =2,199,023,255,552バイト)管理できる。
容量で2.2TBぐらい?管理できる。
これだけ見るとじゃあ3TBのHDD買ってきて
2TBと1TBにパーティション分ければいいじゃんとなるが
ところがどっこいでOS側にも制限があるのだ。
WindowsXP SP3 32bit
10バイトCDB(32bit LBA)の為、2TiB(512×232 =2,199,023,255,552バイト)管理できる。
ただし、こっちはパーティションではなくドライブの管理になる。
つまり1台のHDDに対しての管理になる。
この制限があるため、
上記の3TBHDDを2TBと1TBのパーティションに分けることができない。
(正確には分けることはできるが、使用できない部分が出る)
結論をいうと
1台のHDDの容量が約2.2TBを超えるとWindowsXPでは使用できない。
(正確には使用できない部分が出る)
上記から考えて以下のように推測される
「合計2TBを超えると認識しない」・・・×
→HDDの容量が1TBで
1TB + 1TB + 1TB = 3TB なら認識する
以下は自分の環境だが、合計2TB以上でも認識できている
「外付けのHDDの合計は2TBを超えてはいけない」・・・×
→上記の管理の為、合計は関係が無い
「2TBを超えるHDDは認識しない」・・・△
→認識しないのは越えている部分だけ
しかし、BIOSのバージョンを最新にしていないと
不具合が出る等の報告もあるので注意が必要
というところか?
まあ、不安なら1.5TB以下を買っとけってことかね。
さて次は
GPTとかEFIとか調べんとナ・・・
面倒だけどな。