第91回箱根駅伝を見た

第91回箱根駅伝を見た

今年は青山学院大学が強かった。

往路優勝、そして総合優勝。

終始安定感があった。

新たな"山の神"神野君もすごかった。

たしか5区は距離が伸びたんじゃなかったっけ。

それで柏原君の記録を抜いたのはすごい。

柏原君が「これで御役御免です」と嬉しそうにコメントしているようで

やっぱり重圧があったんだろうな。

神野君には重圧に負けずに来年も爆走して欲しい。

同じ5区の駒澤大学の馬場君が終盤でふらついていた。

後でわかったことだがどうやら低体温症のようになったようだ。

前半で大量に汗をかいて、山に入って一気に冷えたのだろうか。

前日は雪だったことに加え、本人はランニングシャツだった。

防寒対策が念頭に無かったのだろうか。

大八木弘明監督も「20年指導して、こんなのは初めて」と言っている様だ。

気温、環境との戦いでもあるんだと改めて厳しさを感じた。

しかし、青山学院は強かったな。

史上最速タイム10時間49分27秒、

2位と10分50秒差。

まさに圧巻だった。来年の箱根でも暴れてくれることを期待したい。

そして毎回思うが、復路の一斉スタートが順位を分かりにくくしている。

一斉スタートになるタイム差を

もうちょっと時間を長く取るなど出来ないものだろうか。

最近の箱根では1位と差がありすぎて、復路一斉スタートになる大学が多すぎる。

それ故に見た目と順位が異なっていて、いまいち盛り上がりに欠けてしまう。

選手も、前の選手を抜けば順位が変わると思ったほうが

良いタイムが出るのではないだろうか。

道路事情等もあるのだろうが、もう少し何とかして欲しい。

まあ色々あるがやっぱり箱根駅伝はいいな。

見ててやる気を分けてもらえる。

今年も頑張っていこう。