SB Creative 【この1冊でよくわかる】ソフトウェアテストの教科書―品質を決定づけるテスト工程の基本と実践 読んだ

SB Creative

【この1冊でよくわかる】ソフトウェアテストの教科書―品質を決定づけるテスト工程の基本と実践

ソフトウェアテストの教科書

プログラムを組んで何かを作ることはあるが

そのテストをどうするかはまったく分かっていなかった。

テストはしているが、

作成者任せのテストになってる。

そうなるとどういったテストをした結果

おkだったのでリリースしましたよ、といえない。

どんなテストをすればいいのかわからんないしな。

というわけで、どんなテストがあり

どうすればいいのかを学ぶため色々本を探し結果

この本にたどり着いた。

内容も初心者向けのようで

取っ掛かりの1冊としてはよいのではないか?

と思い購入。

\2,625 うっ、高い・・・。

概要はこちら

PART Ⅰ ソフトウェアテストの基礎

で、まずはなぜテストが必要なのか?、大まかなテストの流れを学ぶ。

ホワイトボックステストブラックボックステストなどがある。

ウォーターフォール型開発モデルが対象。いわゆる「V字モデル」がでてくる。

途中で代表的なテスト分類の図があるけど、この図が分かりやすくていい。

どの状態の時に、どのテストをすればいいのか一目で分かる。

PART Ⅱ さまざまなテスト技法

具体的な技法の説明。

同値クラステスト・境界値テスト

デシジョンテーブルテスト

状態遷移テスト

組合せテスト

身近な例で分かりやすく書いてくれている。

この後にどの場面でどれを使えば良いかのテスト技法適用チャート編がある。

これに沿えば使い分ける目安になる。

PART Ⅲ テストドキュメントとモニタリング

最後は、テストドキュメントの大まかな書き方と

それを使用してのモニタリングの方法。いわゆる見方。

作成方法はまちまちだろうけど、見方はなるほどな~と思う。

こうすれば管理できるのか。

分かりやすく読みやすかった。

各章の後ろに演習問題があり、理解を深めるのに役に立った。

まあ、1回読んだだけでは習得は無理だろうが、

あとがきに書いてある通り「書き込みでボロボロ」になるぐらいまで

使うようにすれば自然に習得できているはず。

できるようになれば、次のステップへ。

ソフトウェアテストを知る最初の1冊としては

最適なのではないかと感じた。