映画 ツレがうつになりまして。 借りて見た

エッセイ本「ツレがうつになりまして。

著者 細川 貂々

かなり前に読んだことのある

エッセイ本が映画になっていた。

主演:宮崎あおい堺雅人

堺雅人さんは映画「ゴールデンスランバー」で知った。

たぶん、テレビかなんかで見かけてたんだろうけど

覚えてなかった。

この映画が面白かったので

ツレがうつになりまして。も面白いかもしれないと思って借りて見た。

かなり前とはいえ原作は読んでたので

内容は大体分かっていたが

はてさて、これをどうやって映画にしたのか?

・・・ハルさんマジいい嫁。

こんな嫁が欲しいわ。

ツレがサポセン担当していてうつになるんだが

サポセンの人は本当に大変な。

クレームつける方だから、気をつけなきゃな。

堺雅人さんの演技は良かった。

ただ、もうちょっと内容的に薬の副作用とかにも

触れてたら良かったかも。

まあ、別に教育映画じゃないんでいいけど

うつになった知り合いは薬はだるくなるっていってたな。

それで薬やめる人が多いらしい。

兄貴?ががんばらなきゃなって励ましてたシーンがあったが

何言ってんだよ!って思う部分もあったが、

実際どう言っていいか分からんな。

そもそも「がんばれ」って言ったら駄目だってこともないらしいし。

励ますのも難しいもんだと考えさせられる。

放って置くのがいいって言うけど、身内としては構ってやりたいと思うだろ。

さりげなく支えるのは難しいね。

「会社辞めないと離婚する」

ハルさんの台詞だが、経済的不安、世間体なんかでなかなか言い出せないよな。

この一言はすごいと思うわ。

ツレがうつになりまして、仕事を下さい」

絶対に言えないわ。

「以前はね、正直この手の本を馬鹿にしていた。

 でも自分が病気になって分かったんだ。

 こういう本に救われる人も沢山いるんだよ。」

ハルさんが自己啓発本のイラストを描く仕事を

任された時の編集さんの言葉。心にしみるね。

こういう本を読んで心のバランスをとるんですよね。分かります。

結婚同窓会のシーンでは泣いた。

そして、自殺を図るシーン。

こういうシーンも入れてあったのがよかった。

うつ病は自殺をしたくなってしまう病気。

うつ病死に至る病

どっかに書いてあった。

誰でもかかる心の風邪らしいが、病気であることを自覚することは大事らしい。

全体的に大変面白かった。

ちょっと笑えるシーンもあったしな。

疲れたときにもう一度見てみたいかも。