秋田書店 空が灰色だから を読んだ

秋田書店

少年チャンピオン連載

空が灰色だから

阿部共実

を読んでみた。

たまたま本屋によって、

最近漫画買ってないなぁ、いいのあるかなぁと

みていたら、小冊子があり

この漫画の1巻の5話が読めた。

割とほのぼのしていて面白かったし、

まだ2巻までしか出ていないようなので

1,2巻を買ってみた。

なになに、

「10代女子を中心に、人々のうまくいかない日常を描く

 オムニバス・ショート12篇」

なるほどね、よくある日常系の漫画か。

1話は、コメディで面白かった。

やっぱり日常系のコメディかぁと読んでいくと、

2話。なんなのこれ。

コメディの後にこんなんもってくんなよ!

油断してた分、背筋が寒くなったわ!

もしかして3話もか、と恐々読むと

3話はちょっと悲しい感じだった。

そして4話、5話とコメディが続いて

ようやく落ち着いたところでの

6話。これはやばい!

5話が面白かった分、ギャップのやばさがはんぱない!

ほんとこのあげて落とすようなやり方やめてくれよ!

この日常コメディ → ホラーのコンボが惜しみなく利いているわ。

よく見たら

「10代女子を中心に~~」の下に

「コメディか、ホラーか、背徳か、純真か、

 説明不能の"心がざわつく"思春期コミック。」

って書いてあった。

うん、まあ、煽り文に偽りなし。

2巻の18話なんか、

これギャルゲやラノベなら

絶対この後つきあってるのに、

なんだろう、このどうしようもない絶望感。

心がざわつくどころかえぐられるわ!

1,2巻読み終えた後の

なんともいえない虚無感。

これだけは言える

作者は絶対に病気だろう。性格悪すぎ。

あ、でも璃瑚奈はかわいいけどな!

ああ、3巻が気になる。

きっとまた買ってしまうに違いない。

久しぶりにこんな(ある意味)面白い漫画を見つけたわ。