ITpro ファーストサーバ中間報告

ITproがファーストサーバ障害の中間報告を

記事にしている。→こちら

これによると

1.更新プログラムに「ファイル削除コマンドを停止させるための記述漏れ」

  というバグがあった

2.検証実行したけどわからなかった

3.本番環境で適用してしまった

4.バックアップ領域にも適用してしまった

1.はまあ仕方ないとして

2.の検証でわかる必要があった。そのための2.だよね。

でも2.でわからなかった=問題なし、

なので3.は基本的に実行される。

で、2.でOKだったからそのまま4.もやりました。

という感じか?

上記のような運用をする場合は、

2.の検証がすべてを握っているので

もっと厳しく検証すべきだな。

普通、3.4.は同時に適用しないんじゃ…

これではバックアップの意味がないな。

バックアップでも残っていれば

何とかなったけど、今回はそれも消失。

しかも復旧不可能としてる。

さらに追い討ちが

賠償金はレンタル料金の満額が上限、

機会損失などは補填しない

としているところ。

契約通りとはいえ、

確実に人災なのにこの処置はどうなんだろうか?

復旧もユーザがしなくてはいけないらしい。

ファーストサーバの顧客担当も

ユーザ企業の担当も

大変だろうなぁ。

他人事ながらこっちまで胃が痛くなるわ。

クラウドのリスクを改めて認識した。